
SEになってみたものの向いてない気がする…
辞めたくなってきた…
このように感じている人いると思います。
そこで本記事では現役SEの経験をもとに、以下について解説します。
- SEに向いていない人の特徴9選
- 「SEを辞めたい」と思った時の対処法
SEは向き不向きがはっきりしているお仕事です。
私自身、SEとして2年目を迎え、現場で「向き・不向き」が明確に分かれる現実を実感してきました。
SEの仕事が辛くて辞めたいと感じている方もいると思います。
結論として、SEに明らかに向いていないのであれば思い切って環境を変えることをお勧めします。
無理をして向いていない仕事をずっと続けて心をすり減らす前に次のステップへ進みましょう。
SEに向いていない人の特徴9選

SEに向いていない人の特徴について解説するよ~
当てはまるものがあるか参考にしてみてね
結論からいうと、SEに向いていない人の特徴は以下の通りです。
- ①「なんとなく」や「感覚」で物事を進めたい人
- ②調べるのが苦痛な人
- ③急な予定変更やトラブルに耐えられない人
- ④炎上案件などの「強いプレッシャー」に弱い人
- ⑤学び続けることが苦手な人
- ⑥コードをみると拒絶反応が出る人
- ⑦「完璧主義」すぎて1人で抱え込む人
- ⑧座りっぱなしで画面を見続けるのが苦痛な人
- ⑨自分の作ったシステムに興味が持てない人
①「なんとなく」や「感覚」で物事を進めたい人
SEの仕事は、正確性が重要視されることが多いです。
理由は以下の通りです。
- 少しの曖昧さが重大なミスを招くことがあるから
→ システムは「なんとなく」を汲み取ってくれません。すべての挙動に明確な理由が必要です。 - 説明責任があるから
→「感覚で作成しました」では、チームやお客様の信頼を得るのが難しくなります。

システムは1文字違うだけで動かなくなることがあるから正確性が求められるよ
②調べるのが苦痛な人
分からないことに直面したとき「うわぁ、嫌だな」と思うのは誰しも経験があるかと思います。
しかし、そこで「調べること」自体に強い拒否反応が出てしまう人は、正直なところSEには向いていないかもしれません。
なぜなら、SEの仕事はどれだけ経験を積んでも、日々生まれる新しい技術への対応が求められるからです。常に自力で答えを導き出す姿勢が不可欠であり、「調べることに抵抗がないこと」は、SEとして生き残るための必須条件と言えるでしょう。

逆に知識力に自信がなくてもある程度調べる力があれば十分やっていけるよ!
③急な予定変更やトラブルに耐えられない人
SEの仕事は正直、スケジュールが順調に進むことのほうが少ないです。
- 納期直前に仕様変更が起こる
- 予想外のバグが沢山でる
- そもそも計画に無理があった
- 人員不足(有識者不足)
このように、納期直前の仕様変更や、予期せぬバグ対応で、今日の予定がすべて白紙になることもよくあります。 「毎日決まった手順で仕事をこなし、絶対に定時で帰りたい」という欲求が強い人には、この不確実さは強烈なストレスになります。
もちろん、運用保守など比較的安定しているプロジェクトではこのような事態にならない場合も多いですが、自分がどのプロジェクトに配属されるかは運次第な面もあります。 「イレギュラーは起きて当たり前」と割り切れないと、日々の精神的な負担はかなり大きくなってしまうでしょう。

会社や配属されるプロジェクトによるけど、SEの仕事は基本「納期」がある。
間に合わないと、どうしても残業が多くなりがちだよ。
④炎上案件などの「強いプレッシャー」に弱い人
納期が迫るプロジェクトや、トラブル発生中の現場(いわゆる炎上案件)は、空気がピリついています。
炎上案件とは以下のようなプロジェクトです。
- 納期に間に合わないことが確実視されている
- 直前での仕様変更が何度も繰り返されている
- 恒常的な人手不足に陥っている
- 締め切り間近でバグや障害が多発している
しかし、SEという仕事柄、こうした現場を完全に避けて通るのは難しいのが現実です。 そのため、「仕事は仕事」と割り切ってやり過ごすことができず、現場の重い空気を敏感に受け取りすぎてしまう人は、心と体がすぐに限界を迎えてしまいます。 周りのイライラやプレッシャーを真正面から受け止めてしまう人は、SEを続けるのが辛くなってしまうかもしれません
⑤学び続けることが苦手な人
IT技術の進歩は非常に速く、常に情報をアップデートし続ける必要があります。
優秀なエンジニアの多くは、業務外の時間や休日を使っても楽しみながらスキルを磨いています。そのため、「仕事以外で勉強したくない」という受け身の姿勢では、周囲との差が開き、評価されるエンジニアになるのは難しいのが現実です。
⑥コードをみると拒絶反応が出る人
誤解されがちですが、SEは必ずしも「プログラミングが得意」である必要はありません。
実際、仕事の大半は設計書の作成や、進捗・スケジュールの管理といった「コードを書かない時間」が占めることも多いからです。
ですが、画面いっぱいに広がる英語や記号(コード)を見て、
「うわっ、無理…」と生理的な拒絶反応が出てしまうなら、この仕事は辛いかもしれません。
自分で書く機会は少なくても、エラーの原因を調べたり、エンジニアとスケジュール調整をしたりするために、コードを「読み解く」力は求められるからです。
英語や記号への苦手意識が「見るだけで嫌な気持ちになる」に近いレベルだと、日々の業務自体が大きなストレスになってしまうでしょう。

プログラミングが得意である必要はないけど、コードなどに拒絶反応がでるほどなら考え直した方がいいかも
⑦「完璧主義」すぎて1人で抱え込む人
「完璧に仕上げてから報告しよう」「中途半端な状態で聞くのは恥ずかしい」 そう思ってしまう責任感の強い人ほど、エラーや不明点にハマった時に抜け出せなくなります。
もちろん、自分の力で調べることはとても大切です。
SEの作業自体は、一人で黙々とパソコンに向かう時間が長いですが、仕事の本質は「チームプレー」です。 何時間も一人で悩み続けてスケジュールを遅らせるよりも、早い段階で「ここが分かりません」と共有し、チームで解決策を見つける方が、プロジェクト全体としては遥かに貢献度が高いのです。 「自分だけで頑張る」ことと「チームの情報を止める」ことは違います。100点の完成度を目指して抱え込むより、早い段階で相談できる柔軟さが、SEには何より求められます。
⑧座りっぱなしで画面を見続けるのが苦痛な人
意外と盲点ですが、1日8時間以上、椅子に座ってモニターと向き合い続けるには特殊な体力が必要です。もちろん、会議などで席を立つこともありますが、やはり基本は座ってPCに向かって作業をしている時間が圧倒的に長いです。
「もっと体を動かしたい」「人と対面で話していたい」という人は、身体的に辛くなってきます。
また、ずっとパソコンやモニターをみていると目も疲れてきます。
適度に休憩することが大切ですが、それがとてつもなく辛いと感じる人は向いていないかもしれません。

デスクワークが続くと目が疲れたり、肩こりはしやすいよ
周りのSEはアイマスクなどを活用して対策している人が多い印象!
⑨自分の作ったシステムに興味が持てない人
「このシステムを誰がどう使うか」に興味がないと、プログラミングがただの「文字打ち作業」になり、モチベーションが維持できなくなります。
システムエンジニアにとって達成感を抱く瞬間は無事にシステムがお客様に使ってもらえる時です。
やはり、自分の関わったシステムに興味・愛着がわかないと仕事に対するやりがいはうすれてしまうでしょう。
「向いてない」と感じたときの対処法
いくつ当てはまりましたか? もし多くの項目に頷いてしまっても、絶望する必要はありません。 「向いていない」と気づけたことが重要です。
SEとしての経験(IT基礎知識)は、他の職種でも最強の武器になります。
ここからは、タイプ別に3つの対処法をお伝えします。
「コーディング」が苦痛な人は、職種をズラす
「IT業界にはいたいけど、コードを書くのが苦手」という人は、職種を変えるのがよいです。
実は、コードを書かないIT職種はたくさんあります。
- 社内SE(情シス): 納期に追われることが少なく、社員のPCサポートやツール導入がメイン。
- IT事務 / ヘルプデスク: マニュアル通りの対応が得意な人向け。定型業務が多く、実際にコードを書くことはほぼない。
- インフラエンジニア(運用保守): 「作る」よりも「守る」仕事。システムが動いているか監視する業務。
これらは「未経験」だと狭き門ですが、「少しでもSE経験がある」というだけで、採用担当者からは即戦力として重宝されます。
「働き方(残業・客先常駐)」が嫌な人は、場所を変える
もし今の辛さが「技術」ではなく「環境(SESの客先常駐やブラック企業)」にあるなら、環境を変えれば解決するかもしれません。
- 自社開発企業: スケジュールを自社でコントロールできるため、突発的な残業が少ない。
- ホワイトなSES企業: 「残業なし」「案件選択制度あり」を徹底している会社も増えています。
環境が変わるだけで、嘘のように仕事が楽しくなるケースは本当によくあります。
「SEが嫌い」なのではなく、「今の会社が合わないだけ」かもしれません。
とりあえず「自分の市場価値」を知って安心材料にする
毎日同じ環境で悩んでいると、いつの間にか「今の会社の評価=自分の価値」だと思い込んでしまいがちです。
会社が求めるスキルと、自分の得意なことが、たまたま合っていないだけかもしれません。それなのに「自分はダメなんだ」と自信をなくしてしまうのは、本当にもったいないです。
そんなとき、「自分の今の経験やスキルは世間ではどう評価されるんだろう?」と、自分の本当の市場価値を知るだけでも、実は安心できる材料になります。
市場価値を知るためにも、まずは広い視野を取り戻すための相談相手として、一度転職エージェントを利用してみることをおすすめします。
- 今の会社以外にも選択肢がある
- 自分のスキルや経験がより評価される環境がある
相談することで、上記のような気付きを得られるはずです。 そうやって外の世界を知るだけでも、自分自身を客観的に見つめ直す良いきっかけになりますよ。
まとめ:その悩みは、あなたが「別の場所で輝ける」サイン
今回は、SEに向いていない人の特徴について解説しました。
「SEに向いていないかも」と感じたとしても、決してあなたが劣っているわけではありません。同じIT業界であっても、少し職種をずらしたり、働く環境を変えたりするだけで、状況が好転する可能性はいくらでもあります。
SEが向いていないと感じた人が試すべきことは、以下の3つです。
- 1. 「コーディング」が苦痛な人は、職種をズラす
- 2. 「働き方(残業・客先常駐)」が嫌な人は、場所を変える
- 3. とりあえず「自分の市場価値」を知って安心材料にする
人生の大切な時間、「ずっと向いていないかも」と感じて悩み続けるよりも、より自分に合った環境で働けるよう、まずは小さな一歩を行動に移していきましょう。


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