文系出身SEが語る 仕事がつらい20代のリアル体験と向き合い方

文系出身SEが直面した仕事の壁と乗り越え方を表現したアイキャッチ画像 お仕事の悩み

「仕事のことを考えると涙が止まらない」
「眠れない、朝起きるのがつらい」

そんな状況の方いませんか?
私は今そんな状態です。

文系出身でSE(システムエンジニア)になった私は、就職前に思い描いていたキラキラしたITのイメージとは違う現実に直面して、何度も心が折れそうになりました。

この記事では、私自身が体験した“仕事がつらい20代SEのリアル”と、その向き合い方を正直に書きます。
同じように悩んでいる人の心が少しでも軽くなればうれしいです。


文系出身SEが直面した3つの「壁」

1. 技術的な壁

私は完全に文系出身で、大学ではITの勉強を全くしていませんでした。
入社前は「研修があるから大丈夫」「現場で学べばなんとかなる」と思っていたけれど、現実は甘くなかったです。

  • 専門用語が飛び交う会議で置いていかれる
  • お客様より自分の方が知識がないと気づいて焦る
  • 仕様書を読んでも理解できない

「自分だけ何も分かっていない」という劣等感は、とてもつらいものでした。
文系出身のSEは周りにもたくさんいますが、その中でも特に私はIT適正がない方だと思います。(周りにどう思われるかは分かりませんが、IT用語とかプログラミングとか全然頭に入ってこないタイプです。。)


2. 責任とプレッシャー

IT業界は人手不足。新人でも重要な案件を任されることが多いです。

  • 「ちょっと手伝って」と言われたのに、いつの間にかPJの中心メンバーになっていた
  • 締め切りはタイト、しかもタスクがどんどん積み上がる
  • 遅れるとプロジェクト全体に影響する

責任感が強い性格なので、「自分のせいで迷惑をかけたくない」と思えば思うほど、プレッシャーで押しつぶされそうになりました。


3. 残業とメンタルの消耗

忙しい時期は毎日のように残業。
恵まれていることに、社内の人間関係はとても良いのですが、みんな余裕がなくて質問するのも気を遣う…。

「助けてほしいのに、言えない」
「終わらないタスクを抱えて、夜に涙が出る」

こうしてメンタルが少しずつ削られていきました。


20代だからこそ直面しやすい「仕事のつらさ」

20代はまだまだ若手。仕事のやり方やキャリアが定まっていない方も多いのではないでしょうか。

  • 「この仕事は自分に合ってるのか?」と迷う
  • 「このまま続けて大丈夫?」と将来が不安になる
  • 「成長しなきゃ」というプレッシャーと、「限界かも」という気持ちの板挟み

私自身も「向いてないんじゃないか」と何度も悩みました。


私なりの向き合い方

ここからは、そんな私が実際にやってみて少し楽になった方法を紹介します。

1. 泣きたいときは泣く

我慢しないで、涙が出るなら泣く。
泣いた後って、少しスッキリするんですよね。

我慢は禁物!
朝目がぱんぱんに腫れてしまった時は温めたタオルと冷たいタオルを交互に目に当てるとだいぶよくなりますよ。(あくまで自分の経験上ですが)

2. 気持ちを文字にする

ブログや日記などに書き出すと、頭の中が整理されます。
「自分はこんなことに悩んでいたのか」と客観視できて、気持ちが落ち着くこともあります。

実際私も文字に起こすことで冷静になれることが多いのでとてもおすすめです。

3. 自分に優しくする

「眠れないなら無理に寝なくていい」
「今日は何もできなくてもいい」

そうやって、自分を責めずに過ごすようにしました。

何か一つでもクリアできたら自分をほめてあげましょう
・出社した!えらい!
・1つタスク終わらせた!すごい!

こんな感じです(笑)
たまには自分に対するハードルを下げてあげることで気持ち的に楽になります。

そんなんでいいの?と思う方もいるかもしれませんが、
メンタルが落ち込んでいる状態よりもすこしでも肯定感を高めた方がきっとパフォーマンスも向上します。

4. 自分の人生は自分の行動で決まる

つらい職場で頑張り続ける必要はありません。
転職サイトを眺めてみたり、副業を始めてみたり、次の一歩を小さく準備することで「逃げ道がある」と思えるようになります。

大事なのは、自分の環境は自分で決められる という意識です。
今すぐに仕事を辞めるのは難しくても、準備はいつでもできます。

そして、私が一つだけ心に決めていることがあります。
それは「他人や環境のせいにしない」ということです。

もちろん理不尽なことがあれば嫌な気持ちになりますし、環境を責めたくなることもあります。
でも結局、この環境を選んだのも、そこから抜け出すことを選べるのも自分自身。

だからこそ、私はこう思うようにしています。
「自分の人生には自分で責任をとる」
せっかく一度きりの人生だから、楽しく生きたい。
そう強く想いながら、一歩一歩、理想の未来に近づくために行動していきたいと思っています。


同じように悩んでいる人へ

「仕事がつらい」と感じるのは、珍しいことではありません。
むしろ真面目で責任感がある人ほど、苦しみやすいのではないかと思います。

大切なのは、自分の心と体を壊さないこと
そして、自分の人生は自分の行動次第で変えられると強く想いつづけること。

どうか無理をせず、素敵な人生を歩むために行動し続けてほしいです。


まとめ

  • 文系出身SEが直面した「技術の壁」「責任の重さ」「残業の多さ」
  • 20代だからこそ「キャリアの迷い」「将来への不安」が強い
  • 向き合い方は「泣く」「書く」「休む」「行動する」
  • 一番大事なのは「自分の人生は自分自身の行動で素敵なものにできると想いつづけること」

もし今「仕事がつらい」と感じているなら、それはあなたが弱いからではありません。
同じように悩んでいる人はたくさんいます。

一人で抱え込まず、少しずつでも自分のための一歩を踏み出していきましょう。

おわり!

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